http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20210209/5020007996.html
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あおり運転をきっかけに４人が死傷した事故をめぐり、ネット上に北九州市の会社を中傷する
うその情報を書き込んだとして、名誉毀損の罪で強制的に起訴された被告が、
先月死亡したことを受けて、福岡地方裁判所は裁判を取りやめる決定をしました。

春日市の無職、橋口富男被告は４年前、神奈川県の東名高速道路で、あおり運転をきっかけに
ワゴン車に乗っていた一家４人が死傷した事故をめぐり、北九州市の建設会社を中傷する
うその情報をインターネット上に書き込んだとして、名誉毀損の罪に問われていました。

被告は、これまでに２度不起訴になり、検察審査会の「起訴すべき」との２度の議決を受けて、強制的に起訴されていました。

初公判を控えるなか、被告が先月、福岡県内で死亡しているのが見つかり、警察は遺体の状況などから自殺と見ています。