生きる意味や価値を考え始めると、我々は気が狂ってしまう。
生きる意味など存在しないのだから。
                      ジークムント・フロイト



人生とは一体何のためにあり、何のために生きるのでしょうか。
今回は、歴代の哲学者達の死生観を紹介します。
ニーチェ


彼の名言で最も有名なのが「神は死んだ」というもの。

これは、キリストなどの神のことではなく、これまで絶対だと思っていた権威などには何の意味もなく、人生は無意味だということを強調しています。

彼は、人生は同じ出来事が延々と繰り返されていると考えました。これを『永劫回帰』といいます。

でも、意味なく生きるのは辛いので、人間には新しい理想が必要とし、『超人思想』を説きました。

超人思想とは、生活の心配や人間関係の悪化などの怯えから、安定などを求めたりせず、永劫回帰の人生の中で自らの意思を持って行動する超人になれ、というもの。

自分の頭で考えるのが大切ということですね。




老子


老子の教えに『無為自然』というものがあります。
これは、『ありのままでいること』という意味です。

老子は、自分の心に従い、欲望などに溺れること無く、自然のまま生きることが大切だと説きました。




ソクラテス


ソクラテスは、生きる上で、魂の向上が大事だと考えていました。

自分の欲を満たしたり、お金を稼いだりすることが幸福なのではなく、魂を磨くことこそが真の幸福なのだと説いています。

彼は、「ただ生きるのではなく、善く生きろ」という言葉を残しています。
死刑判決になったときも、仲間は亡命するようにいいましたが、亡命するという不正を犯すよりも、毒杯を飲んで死ぬことを選びました。

正しく生き、魂を磨くことが大事だということですね。




アリストテレス


彼の名言で、「目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる」というものがあります。

彼は本質主義の哲学者で、物事には全て目的があると考えていました。

その目的のために行動するのが、人生の意味だと考えたのです。

与えられた使命を果たせってことですね。



サルトル


彼は、人間は生まれたときから役目があるわけでなく、自分で役目を選択することで初めて役目ができる、と考えていました。

人間は自由に人生を思い描くことができるということです。

彼の名言に「人間は自由の刑に処されている」というものがあります。

これは、自由に生きるには責任を持たなければいけないので、人は自由であるようで処罰されているようなものだ、という意味です。

人生は自分で決め、自分で考え行動し、それに責任を持て、ということです。





いろいろな考えがありますが、生きる目的は自分で見つけろ、というのが多い気がします。