奈良騒音傷害事件とは


奈良県生駒群平群町に住む主婦(通称:騒音おばさん)が、約2年半にわたり騒音を出し続け、近所に住む夫婦を不眠や目眩などで通院させた事件。

2005年に逮捕され、2007年に実刑判決が確定した。

ニュースなどで取り上げられた「引っ越し、引っ越し」と叫んでいる動画で、一躍有名となる。

また、騒音を出す際流していた曲のセンスがあまりにも良かったため、ネット上では『miyoco』と呼ばれることもある。



騒音おばさんと被害者


被害者の女性によると、1996年のある日を境に、音楽が毎日24時間鳴り続けるようになったそう。
同年、民事訴訟を起こし勝利するが、被害は一向に収まらなかった。

騒音おばさんが嫌がらせをするようになったのは、朝6時に布団を叩いてることを隣人に注意されたことがきっかけで、CDラジカセから、ユーロビート、HIPHOP、R&Bなどを大音量で流したり、車のクラクションをむやみに鳴らすなどしていた。

被害者は不眠や頭痛などで、1ヶ月の通院が必要と診断された。

その後、騒音おばさんの奇行を撮影した動画をマスコミに流し、病院の診断書を提出したため、奈良県警は逮捕に踏み切ることとなった。



真相


被害者は「24時間音楽が鳴り続いた」と証言しているが、24時間音が鳴りっぱなしだったわけではないそう。


元々騒音おばさんは上品ないい人だった。
ところが、路上駐車などの問題で近隣住民との関係が悪化。
「車で突っ込んだろか」などと叫んだりするようになる。


だが、騒音おばさんだけが悪いわけではなく、近隣住民が30人くらいの集団で押しかけて来たり、その集団が創価学会を通じて騒音おばさんを取り上げる番組を制作するなど、嫌がらせに近いものも受けている。(住民の中には創価学会の信者が何人かいたらしい)


事件の動機は「子供の鳴き声がうるさいなど、近所から苦情を言われ裁判を起こされたので、生活音を消すためするようになった。亡くなった娘の悪口を言いふらされたり、鍵穴を塞がれるなどの虐めにあっていた」と証言している。


騒音おばさんには子供が3人と夫がいたが、全員障害を持っていた。

おばさんは若い頃お見合いで現在の夫と結婚したが、お見合いの際、夫は障害を持っていることを隠していた。
その後子供が生まれるが、夫の家計に障害者が多く子供にも遺伝したため、介護に追われる日々となる。
2000年には長女、2003年には次女を相次いでなくしており、夫と息子も入院している。
路上駐車の件は、娘の通院のためにやっていたとかなんとか……


近隣住民でこのことを知らない人はおらず、住人たちは当時、騒音おばさんを気の毒に思っていたため、被害者夫婦とのバトルを見守っていただけだった。


被害者夫婦は、自分が犠牲になって被害者代表になってあげたと思っていたらしいが、騒音被害も250m先までしか聞こえておらず、被害者はそんなに多くなかったため、このゴタゴタに巻き込まれることになった周辺住民の中には被害者のこともあまり良く思っていなかった者もいたそう。




おばさんだけが悪いように報道されていたが、真相を知るとお互い様な気がする。


参考文献・サイト様
日本重大事件ファイル
wikipedia